夢小説 強欲の城 [夢小説]
政情も不安定、貧富の差も激しく、
チャンスと地雷がそこかしこに埋まっているような時代、この星の21世紀末。
1人の男が生まれた。
貧しい家庭で育ったが、持ち前の才能を生かして事業を起こし大成功した。
夢小説 幸福 [夢小説]
世界は光に満ち、眩しい。
僕の肩には丸い大きな顔をした、翼のある小さな生き物が座っている。
人間の子供の体に、鳥の翼、
その肌は絹のように滑らかで、瞳は宝石のように澄んだ緑色をして輝いている。
そして透き通る銀の羽根。
僕はそれを「シグリ」と呼んでいる。
夢小説 山小屋 [夢小説]
あるところに、主に中級以上の登山者に知られる山脈と、その麓の村があった。
その山脈の眺望は、登ったものにしか分からぬ迫力の絶景、と讃えられ、
昨今の登山ブームも手伝って、最近急に登山者が増えた。
その一方、危険な地形はさほど多くないにもかかわらず、
粘り強い捜索でも遺体一つ発見できぬ、謎の遭難も続出した。